アルザス・ワイン
ドメーヌについて
私達のドメーヌはエギスハイム、ヘルリスハイム、ヴュエンナイムの3つのコミューンに渡って、
15ヘクタールの畑を所有しており、2001年より有機栽培を採用しています。
リースリング、ミュスカ、ピノ・ブラン、ピノ・ノワール、シルヴァネール、ピノ・グリ・ゲヴェルツトラミネールといったアルザス特有の品種を網羅しています。
この15ヘクタールの畑のうち、4.36ヘクタールはユニークかつ豊かなテロワールのA.O.Cアルザス、グラン・クリュに認定されたアイシュベルグ、ペルシベルグ、オルウェラーにあります。
12世代の情熱をもった醸造家達
1610年、アルザスワインの発祥地エギスハイムから始まりました。
ブドウ栽培がまだ小作地だった時代、ジャングランジェ家は多種多品目の農業とブドウの植え付けをしていました。
1684年に建てられた大きな屋敷で、趣のある美しい村の中心にあり現在では会社の本部となっています。
今でも玄関扉の上の石板に1684と刻まれているのを見ることができます。1946年に、アンリ・ジャングランジェとその妻は、当時わずか1.3ヘクタールの畑を拡大していこうという強い意志を掲げドメーヌを受け継ぎました。1969年には5.3ヘクタールの畑で栽培するようになり当初の目標は達成されました。1976年にはピエール・アンリ・ジャングランジェその息子達は経営を引き継ぎ、妻の協力のもと、9ヘクタールにまで拡大しました。2001年には12代目となるマチューがその後継となり、2011年に畑の総面積は15ヘクタールを超え、現在もマチューと妻のステファニーによって管理されています。
私達の哲学
私たち一家は何世紀にもわたり、質のよいワイン造りと環境への配慮に努めてまいりました。
良いワインの造り手は「よいワインのためにはよいブドウが必要だ」と言うでしょう。
そのとおりです、しかし良いブドウを得るためにはどうすればいいのでしょう?
大地へ敬意を払うこと。ジャングランジェ家は、そのことをいち早く理解し、有機栽培を始めました。
有機栽培について
有機栽培とは合成の農薬や肥料を使用しないこと、さらに我々は一切の環境汚染を避け、すべての動植物を守っていかなくてはいけません。
自然なエコシステムに最適化するように、土に微生物が棲みつくのを助けています。一列置きに自然の草を生やしたままにする列と、耕す列を作ります。それによって、土から最大限に個性を汲み取って、テロワールをしっかり表現した、質の優れたワインを造り上げることができるのです。